【沖縄】太陽光発電システムを設置しよう！見積り時のチェックポイントとは？ 

一般的に太陽光発電システムの見積り書に含まれる項目は、以下のとおりです。

• ソーラーパネル代金
• パワーコンディショナー代金
• 接続箱代金
• ケーブル料金
• パネル設置用架台料金
• 工事費用
• モニター料金
• メーター料金
• その他諸経費

見積り書に記載されていない費用がある場合、後々請求が発生する可能性があります。「上記以外でも費用が発生しないか」を確認しておくと、安心して依頼できます。

見積り書を受け取ったら、具体的にどこをチェックしたらよいのでしょうか。主なチェックポイントは、次の3つです。

・費用総額

依頼する業者によって費用の違いが生じることはありますが、極端に費用が異なることはありません。1社にだけ見積りを依頼しても、その金額が高いのか低いのか判断が難しいため、見積りは複数の業者に依頼して費用相場を知ることが大切です。

・kW単価

1kWの電力を発電するために必要となる費用のことで、見積り書によっては「システム単価」や「設備単価」と記載されています。「kW単価」が安ければ安いほど、発電にかかるコストを削減可能です。

しかし「kW単価」は「設置費用総額÷発電力（kW）」で算出されるため、価格の安いソーラーパネルを大量に設置すれば「kW単価」を安くできてしまうケースもあります。

・初期費用と発電量のバランス

高性能のソーラーパネルは発電量が多いですが、価格も高いです。安いソーラーパネルなら初期費用を安くできますが、発電量が少なく費用回収に時間がかかります。太陽光発電システムを設置するときは、無理のない範囲で初期費用と発電量のバランスを考慮して、設備を選ぶことが大切です。

見積り依頼の際に注意したいのは、次の2点です。

・「詳細」で依頼する

見積り書には大きく分けて「概算見積り」と「詳細見積り」の2種類があります。工事種目ごとに一式で書かれた金額を一覧にしたものと、それよりさらに細かく金額が記載されたものという違いです。

「一式」とは「ひとまとめ」の意味で、具体的にどのような費用が含まれているかわかりません。詳細で依頼した場合でも一式と言う表記はあります。しかし「一式」という表記が多い場合、数値で表せる項目も省略されている可能性が高いため注意が必要です。

・アフターサービスの内容を確認する

メーカーのシステム保証は10～15年が一般的ですが、業者によってはアフターサービスでパネル洗浄や点検サービスを行っているところもあります。長く使える太陽光発電システムは、アフターサービスが充実している業者を選ぶと安心です。

見積り金額はあくまでも、太陽光発電を設置する際にかかる費用の目安にすぎません。見積り金額だけで業者を選ぶのではなく、費用の内訳を確認することが大切です。